2009年 チュニジア・ツアー参加 (前編)

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2009年11月。チュニジアという国にどうしても行きたくなり、ツアーに参加しました。出発前に楽しみにしていたひとつでもあったレザー・ルージュががけ崩れのため観光から外されたと知り一瞬ツアーを取り消そうかとも考えたけれど今回のこの旅は天候にも恵まれ参加者と仲良くなれ最高でした。初めてツアー旅行の良さを実感した旅となりました。






b0301568_12385049.jpg1日目
出発は23:30 関空。昼は仕事をして夕方家を出ても十分間に合う時間。仕事と家のことを済ませ、いざ関空へ。夜の空港はどこかさみしげ。添乗員さんとあいさつしたのは飛行機の座席に着いてからだった。ドーハで乗り継いで長い移動の末チュニスに到着。そこで現地のガイドのアメッドさんと合流。時間は昼。すぐさまバスに乗ってこの日泊まる予定のケロアンまで移動した。途中ザグーアンの水道橋に立ち寄った。全長132kmの水道橋は日本では弥生時代に造られたというから驚き!ホテルに着くと夕方のメディナ(旧市街)を散策。夕暮れのスークはロマンティック☆チュニジア名物のマクロードという甘いお菓子をアメッドさんがみんなに配ってくれた。甘すぎて私は苦手だったけどみんな結構買っていた。まだ初日なのにマクロードを2~3kg買う人も(笑)。この日泊まったホテルは素敵。史跡の中にある高級ホテル。中にはスパがあってそこのスタッフの綺麗なお姉さんにやたら高いスパコースを勧められて参った。夕食はホテルのビュッフェ。チュニジアの料理に期待してなかったけどおいしい!この後、旅行中ずっとおいしいものに出会いまくるのであった。



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b0301568_1243467.jpg2日目
朝から快晴!8時にホテルを出て(早い・・がこれがツアーだよね~)初めに訪れたのはアグラビッツ朝の貯水池。水道橋といい貯水池といい、この国が水を大事にしていたことが窺える。ここで話題(?)のサボテンジャムを試食。あまり美味しくなかった。でも買ってる人が結構いた(笑)。そのあとグランドモスクとシディサバブ霊廟を見学。どちらもイスラム独特の建物で興味深かった。装飾などが綺麗で特にシディサバブ霊廟のタイルは見ごたえあった。





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そのあとは昼間のメディナ散策。前日の夕方とはまた違う活気に満ちた旧市街はお土産屋さんの気合も違う。エジプトでハマった値切り合戦がこの国でもできる!ワクワクした。でもこのメディナではなにも買わなかったけど。ケロアンを出て向かったのはスベイドラ遺跡。東京ドーム10個分の広さを炎天下の中2時間近く歩いて見学した。暑いしお腹は空くしでみんな無口になっていく。だだっ広い遺跡はだんだんどうでもよくなってくる。やたら洗礼堂の跡があった。キリスト教が栄えたのだろう。やっとランチにありつけたのは昼の1時近く。朝食を朝早く食べたから余計にお腹がすいていた。ここで食べたのはチュニジアンサラダ、牛肉の煮込み、チョコレートムース。おいしい!ランチの後はこの日泊まるタメルザにバスでひたすら移動。途中トイレ休憩でどこかの町のスーパーに寄ってトイレを借りた。本当なら決まったホテルでトイレ休憩をするはずだったらしいけどこの日そのホテルが臨時休業していたらしい。スーパーの従業員用のトイレはふたつしかなくて13人が用を足すまでに時間がかかった。

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b0301568_12483454.jpg夕刻バスから見た空がとても幻想的だった。分厚い雲が夕日に照らされピンク色に染まっていた。あまりにも綺麗だったので添乗員さんがバスを止めて写真を撮らせてくれた。沈みそうでなかなか沈まない太陽をバスは追いかけるように走った。それでもいつしか周りは夜の闇に包まれた。街灯すらない田舎道。タメルザは洪水で流された村。この日泊まるホテルはその廃墟の目の前という変わったロケーション。でもその一見ミスマッチなところに惹かれる。このホテルにもかなり期待していた。ホテルに着いたのは19:30頃。おしゃれでかわいいホテルの造りにテンションが上がった!食事のあと添乗員さんのおごりでみんなお茶をプールサイドでいただいた。夜空にはたくさんの星!こうゆ~のっていい~~((o(≧∀≦*o)




3日目

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朝一番にしたこと、それは部屋の大きな窓のカーテンを開け景色を確認することだった。目の前にはタメルザ廃墟!想像通りの不思議空間。テンション上がる(*^m^*) ホテルの朝食もなかなかおいしい!午前中の観光は本来ではレザールージュの列車に乗るはずだったけどがけ崩れのため外され、代わりにオング・エル・ジュメル観光。アルジェリア国境近くの人気スポット。映画「イングリッシュペイシェント」と「スターウォーズ」が撮影されたことで有名。4WDに乗って向かった。道中遥か向こうには蜃気楼が見えた。はじめは海が見えてるのかと思ったが、そんなわけない。内陸だもん。行けども行けども近づかないまさに蜃気楼!そしてだんだん砂漠ちっくな道に入る。そうすると4WDの発揮所!小山になってる場所をグイ~ングイ~ン進む。まるでジュットコースターのような乗り心地にうれしい悲鳴が出る!笑いが止まらない!4WDって面白いんだ~!そうこうしてるとまずは「イングリッシュペイシェント」のロケ地に到着。ラクダに似た岩山「ラクダ岩」がある。しかも近くに大きな野良ラクダがいた。やたらでかくて恐竜みたい(笑)。「ラクダ岩」の当たりは塩湖になっており塩で覆われた地面はまるで雪景色。地球以外の星に来たかのよう!なんて幻想的!しばしうっとりしてしまった。続いては「スターウォーズ」のセットがそのまま残っているロケ地跡へ。セットはそんなに大きくはなかったけどアミューズメントパークっぽい。近くの砂山に上るとセットの全貌が見れる。砂漠も見渡せる。そこに白い犬がいた。可愛く挨拶してくれる。お土産を売ってる少年と戯れる姿がいい。少年はお土産を売ろうとしながらいろいとろガイドのように説明もしてくれた、が、言葉がわからない。

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一度ホテルに戻ってランチ。ホテルに隣接された高級そうなレストランでいただいたチュニジアンフードは美味!!前菜にペーストサラダ、メインはチキンの煮込み、デザートにはナツメヤシのムースだった。

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午後からの観光は1969年の大洪水で廃墟となったベルベル人の集落3つを回った。はじめにシェピカという村。泉の源流と池、水路、地層を見た後に急斜面の丘を上った。道なき岩場をハイキングしながらやっと上りつめた場所から大地を見降ろしたら眺めの良さに感激!足場が悪くて危ないスポットだったけど頑張って上る価値はある。数人は体力尽きて途中で引き返したけど・・・。丘を下りながら残っている廃墟を散策。洪水の凄さを物語っていた。そのあと途中で「タメルザの大滝」という小さな滝(笑)を見学し、次の廃墟村ミデスに向かった。廃墟を抜けて渓谷の見えるスポットへ出た。地層がむき出しの渓谷は小さなグランドキャニオンのよう。チュニジアの名産品に砂の結晶でできた花びらの集まりのようなもの「ローズドサハラ」がある。ミデスはそのローズドサハラの質がいいということでお土産屋さんがローズドサハラをいっぱい売っていた。小さいのをひとつ買ってみた。みなさん大きなのをたくさん買っていたけど重そう(笑)。3つ目の廃墟はホテル前のタメルザの村。夕方散策した。そこの廃墟側から眺めるホテルもまた良かった。夕食を堪能したあとは部屋でゆっくりした。

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b0301568_1333483.jpg4日目
この日も朝から4WDで移動。まずトズールへ。ナツメヤシが生い茂るオアシスの中を馬車に乗ってめぐった。パッカパッカと情緒あふれる馬車。ちょっと馬に申し訳ない気持ちにもなったが・・。馬車を一旦降りてナツメヤシの間を歩いた。途中地元のオッサンがナツメヤシの実の取り方を説明、そして少年が登場したかと思うとスルスルっとナツメヤシの木をサルのように上った!パチパチパチと拍手がおこる。それからその近くに取ってつけたようなナツメヤシの実を売る売店があった。みんなそこで土産を購入。再び馬車に乗って戻った。トズールの町で自由時間、横浜から参加のMさんと買い物をした。Mさんがさっき買わなかったけどナツメヤシを買いたいというので一緒に店を探した。一軒のナツメヤシ屋に狙いを定め、いざ値切り合戦スタート。日本人だとかなり高めに言ってくるので言い値の半分は狙いたい。ちょっと手こずったがかなり値切ってMさんナツメヤシをご購入。その値切り合戦の途中からほかの店の店員が暇つぶしにやってきて横から割り込んできた。メジャーを手に持ってるので何をするのかと思いきや私の身長を計って「低い~!」とウケていた。そのあとその人の店に寄ってちょっと気になったパッチワークの敷物を値切った。私の言い値と向こうの言い値の差がだんだん縮まる。面白い。でも最終的に納得いく値段にはならなかったから買わなかった。もう少しで値切り倒せた気もしたが、時間がなかったし、まあいい。



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トズールをあとにして向かったのはジェリド塩湖。愛知県の大きさとほぼ同じ面積の塩湖!ここも雪景色のよう。水がピンク色で素敵!アイススケートでもしたくなるような、まるでスケートリング場。はるか彼方までも広がる白い塩湖は圧巻だった。それと公衆トイレのデザインがやけにキュートだった。




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b0301568_14255560.jpg途中のおしゃれなホテルでビュッフェの昼食を食べた。ここのラムが凄く美味しい!!チュニジアには辛いもの好きの私にはとっておきの香辛料ハリッサがある。これが肉料理に合う!!旅行中、食事のたびにハリッサを肉につけて食べる私であった。そしていよいよ私たちはサハラ砂漠のあるクサール・ギレンに向かった。この旅のメインイベントとでもいえる砂漠体験!しかも泊まるホテルがテント式の素敵なホテル!!テンション上がらないわけない!!まずロビーからしてかわいい!!クッションとかテーブルとかもかわいすぎる!そして待ってましたテントの中!!ちゃんとベッド、テーブル、イス、シャワー、トイレ、暖房もある。ドアはない。鍵もない。テントだから紐でむすぶだけ。それが雰囲気あっていい~~☆顔がニヤけてしょうがなかった。



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b0301568_13414913.jpgそのテントホテルから歩いてほんの5分で砂漠に出れる。お待ちかねのラクダ乗り!いっぱいのラクダが待機していた。みんなでラクダに乗って砂漠へ繰り出した。一列に並んで夕日に染まるサハラ砂漠をゆったりのんびりと進む。そういえばエジプトではラクダ乗りといっても駐車場のフェンスでちょろっと乗っただけだった。いまこそリベンジ!・・と思ってたらハプニング!砂漠で一度ラクダから降りて自由時間となっていたんだけど私の乗っていたラクダが私を下す時にちゃんと伏せをしてくれず、それどころか真横にゴロンと転がり私は放り出された!右足はラクダの下に入り体は砂に埋もれた。ガ~~ン!周りが一瞬凍りついた。誰もすぐ駆け寄ってこない。私自身も怪我したかもしれないっと焦った。が、平気だった。やわらかい砂の山に埋もれたから助かったのだろう。あれがもし普通の地面だったら大怪我したに違いない。恐ろしい。私が立ち上がったのを見計らって(?)添乗員さんが駆け付けた。さらにラクダの飼い主も私が大丈夫だと確信したあとで「問題ないね~!」と声をかけてきたがその顔は少し引きつっていた。ま、なんともなかったのでサハラ砂漠を堪能しようじゃないか~。夕日に照らされたサハラは赤茶色に輝いていた。とても広く壮大で優雅なサハラ。小さなころサハラ砂漠という所に行ってみたいと思った。それが叶ったなんて人生まんざらでもないよね。そして夜はサハラの星空を観た。初めて星をあんなにたくさん見た。今にも降ってきそうな星の数々。流れ星も見れた。地球が果てしない宇宙の中のひとつだということ、宇宙の神秘、人間の小ささ、不思議さ・・そんなことを考えさせられた。あんな夜空はもう見れないかもしれない。




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後編に続く・・・・
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by over-the-ocean | 2009-11-22 12:34 | 2009年 チュニジア | Comments(0)