2009年 チュニジア・ツアー参加(後編)

前編からの続き



5日目

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b0301568_13463494.jpgサハラ砂漠の朝日を観るため、早起きをして6時過ぎに砂漠に行った。夕日とはまた違ったオレンジ色に染まるサハラに感動。まだ冷たい砂の上、裸足で歩いた。靴だと砂が入って大変だからと用意していた使い捨て用のスリッパで砂漠に出たけど細かい砂がスリッパの繊維の中にどんどん入り込み, 終いには鉄アレイと化してしまったスリッパ。もう履けず手で持って帰った。サラサラの砂が裸足に気持ち良かった。でもちょっと冷たすぎた。ホテルを出る前に敷地内にある塔に登ってホテル全体とその向こうに見えるサハラをしばし眺めた。「ここはオアシスなんだな」と実感できた。
砂漠を出て向かったのはマトマタ。タメズレットという村にあるカフェの屋上で全景を眺められる。そこで休憩したあとベルベル人の穴居住居を見学。今も暮らしている穴居住居は興味深い。部屋の中は白く壁が塗られてて織物などを敷いたり飾ったりしてある。 台所にはかわいい黒猫ちゃんがいた。住人が私たちにミントティと焼きたてのパンを振る舞ってくれた!素朴だけど甘みがあっておいしいパン。ミントティもおいしい。今でも昔と変わらない生活を続けてるのって凄い。でも電気や水道はちゃんと通っているらしい。




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b0301568_1349186.jpg続いて訪れたのはスターウォーズのセットとなった穴居住居。もともとあった穴居住居に手を加えてセットにしたという。さっき本物の住居を堪能した後だっただけにセットを観ても「ふ~~ん」で終わった。少し土産屋があったのでチェックしていたらほしいもの発見。アラブ風な扉の壁掛けで扉を開けると鏡になっている。かわいい!欲しい!いくらか尋ねた。。「25ディナール(約2千円弱)」という。「10ディナール(約700円)にして!」というと「だめ!」。「じゃ、いらない」というと「23でどうだ?」「20は?」と案の定下がる。でも「10じゃないと買わない」というとちょっと諦めた様子。諦めるなよ~。交渉したいんだよ、こっちは!ちょっと離れてると「お~~い、15でどうだ!」という。「じゃあ、13にして!」と言う。ダメ~~っと首を振る。集合時間がきたからもういいや、とバスに乗った。それでも店の方を窓越しにソロ~っと見るとあっちも見てた(笑)。で、ジュスチャーで「14!」としたからこっちも「ok!」と合図してバスから急いで降りた。なぜかお互い握手。「いい交渉だった!」とでもいいたげ。これが楽しいんだよね~、値切り合戦は(o≧▽゚)o。次に向かうはガベスという町。途中マトマタの高台に寄って写真撮影。ガベスでも少しお買いもの。土産屋が集まっている広場でハーブティ屋に捕まった(笑)。ここでも値切り倒した。横浜から参加のMさんと一緒にハーブティを安く大量に買った。この広場でもかわいい猫ちゃんとごあいさつ。ランチはガベスにあるホテルにて。チュニジア料理の代表といえるブリックとクスクスを食べた。




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ランチの後は世界遺産のエル・ジェム円形闘技場へ向かった。途中で寄ったカフェでしぼりたてのオレンジジュースを飲んだ。たっぷりあって約100円!物価安いのは魅力のひとつ!内陸から北に向かうとだんだんオリーブ畑が多くなる。夕方エル・ジェムに着いた。入ると映画撮影が行われていた。撮影のために我々も静かにしなきゃいけなかった。「ジーザス」という映画らしいが。このエル・ジェムはイタリアのローマとベローナの円形闘技場よりも小さいが保存状態は最もいい。夕日に照らされたエル・ジェムはロマンティックだった。夜はスースの町に到着。スースのショッピングセンターに連れて行ってもらい手頃なお土産を買った。夕食はこのツアーならではの企画「ツアー責任者厳選レストラン」といって添乗員さんが自ら探した地元の穴場レストランで好きなものを好きなだけ食べれるという!この夜はおしゃれなシーフードレストラン。なるほど観光客が来なそうな地元のレストランだ。雰囲気もいい。ムール貝やエビのグリルを堪能した。デザートももちろん!

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b0301568_13534071.jpg6日目
朝、ホテルのそばの海辺を少し歩いた。まだ肌寒く人も少ない。部屋のバルコニーから見下ろすと隣の敷地に数匹の猫が見えた。旅先で猫に出会うととても嬉しい。その反面我が家の愛猫に会いたくてたまらなくなる。旅が後半にさしかかると余計に・・・・。
8時半にホテルを出発した。8世紀に造られた要塞跡リバトの塔へ。塔の急な階段を上がるとスースの町が一望できる。遠くには地中海までも見えた。この日も晴天だ。リバトの塔の近くにはたくさんの愛想のよい猫ちゃんがいた。




b0301568_1354286.jpgバスに乗ってTGMの駅まで移動。Tunis Nord駅から列車に乗った。席が決まっていることもなく立ったまま地元の人とやや混み合った列車の中。学生やサラリーマン風の人がどんどん乗ってきた。20分ほどでSidi bou said駅に着いた。ランチはおしゃれな建物のレストランで。シーフードサラダ、タイのグリル、レモンシャーベット、ミントティ。どれもあっさりしておいしかった。海沿いの街なだけにお魚が新鮮。ランチの後はカルタゴ見学。まず子供がいけにえにされたというトフェ。ドヨ~~ンとしていた。そのあとはアントニウスの共同浴場、円形闘技場、劇場跡、水道橋と貯水タンクを回った。




b0301568_13564813.jpgそれからカルタゴ博物館を見学。きれいなモザイクが保存されていた。外にはまたもやかわいいネコちゃん発見。カメラの前でキメてくれました。そのあとはビュルサの丘へ。カルタゴ発祥の地でもある。見晴らしのいい展望スポットからは向こうにボン岬も見えた。それから向かったのは楽しみにしていたシディ・ブ・サイドの街。有名な見晴らしのいいカフェ「カフェ・シディ・シャバーン」は高台にあってかなり歩いた。よくパンフレットなどに載っているカフェ。白と青のチュニジアンブルーが映える。そこでティタイム。少し休んでカフェを出た。お土産屋さんが連なるメインストリートを歩いた。意外と面白くなかった。シディ・ブ・サイドは期待外れだった。てっきり海沿いにチュニジアンブルーの建物がひしめき合っているのかと期待していたが、どうやらシディ・ブ・サイドの観光スポットはあのカフェだけらしい。ハマメッドの方がきっと素晴らしいのでは?しかしハマメッドには行かれなくて残念だった。ま、それでもどの建物もまっ白い壁に青いドアや窓。チュニジアンブルーは堪能できた。




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夕方首都チュニスへ到着。さすが首都だけあって活気がある。フランスの影響も濃く、パリのようなカフェが建ち並んでいた。この日泊まるホテルはこの旅で最後のホテルとなる高級ホテル「アフリカ」。2連泊。街のど真ん中にある。私の部屋は18階。窓からの眺めが最高だった。食事の前に「monoprix」というフランス系スーパーに行った。地元のスーパー。こういう買い物はいい!物価の安さに改めて驚く。この日の夕食も添乗員さんのお勧めレストランで好きなものを食べ放題!ここではエスカルゴ、ラム肉、チョコレートムースを堪能!どれもおいしかった!ラム肉にはハリッサ(辛いソース)が欠かせない!やばい、太ってる、きっと。

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b0301568_1403212.jpg7日目
この日はハードになる予定だった。ふたつの大きな遺跡を回る。体調がすぐれない3人はホテルに残った。7時にはホテルを出てトイレ休憩などを挟みながら2時間半かけて、まずはブラ・レジア遺跡へ。途中フリーマーケットが行われている場所で大渋滞。田舎道での地元のフリーマーケットは見ていてちょっと面白かった。アジア人が珍しいのだろうバスに手を振ったり指をさしたりしている人が多かった。なかなかバスが動かないので時間をかなり押してしまうのでは、と焦った。しかしなんとか迂回して乗り切った。まず午前中に見学したブラ・レジア遺跡は地下住居が綺麗に残っていてモザイクもかなり状態がよかった。ブラ・レジア遺跡のあとはひとまずランチ。 ランチはデブルスークという町にある高台のレストランで。辛いショルバというスープとローストチキン、丸ごとの洋ナシが出た。ここでも肉料理に合うハリッサをめいっぱいチキンにつけて食べた!ウマイ!

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ランチの後はオリーブ工場の見学をした。きっと大きな工場で新鮮なオリーブオイルなどを売っているんだろうと期待していたが・・・。小さな工場で、しかも作業をしていなかった。新品の機会があっただけ。「なんのこっちゃ」というかんじ。そのあとは世界遺産のドゥッカ遺跡見学。ここは広いし坂道多し!でもオリーブ畑と遺跡が交わっていて遠くにはのどかな山が見えてなかなかいい風景を楽しめた。

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b0301568_1471179.jpg大きな遺跡を観てチュニスに戻ったらもう夕方。夕暮れのメディナを少し散策した。ある土産屋でかわいいクッションカバーを見つけた。数日前に同じようなものをほかの街でも見てて相場は知っていた。だいたい5ディナール前後。なのに店の人が「これは65ディナールだよ」とふっかけてきやがった!あまりにもめちゃくちゃな金額を言うので怒るのを通り越して爆笑!日本人ってお金持ちだらけだとおもってるらしい。アホらしいので店を出ようとすると「じゃあ、50でどうだ?」無視すると「40」・・・「30]・・「20」・・・どんどん下がる(笑)とうとう店の外へでた。すると「じゃあ、いくらなら買うんだよ~?」と言うので振り向き「4」と言うとアッサリOK(笑)。これだから値切り合戦は楽しい☆夕食はこの夜も添乗員さんお勧めレストラン!シーフードのお店。地元の人に評判がいいらしい、並んで待ってる人もいた。でも量は多いが味はイマイチだった。ホテルに戻って部屋からの夜景をしばし眺めた。チュニスの夜は煌びやか。この日がチュニジア最後の夜。楽しい旅は毎回あっという間に終わる。




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8日目
チュニジア最後の朝食はホテルの外で。フランスの色が濃いチュニスのメイン通りにはパリのようなカフェがいっぱい並んでいる。その中のひとつのカフェで添乗員さんと二人の参加者と私、の4人だけで朝食を食べた。ほかの人はホテルの豪華バイキングの方を選んだらしい。クロワッサンが中がフワフワ外はサクサク。さすがフランスの植民地だっただけにパンもおいしい!ホテルを出発したのは8時。まず徒歩で向かったのは中央市場のマルシェ。 魚介類のコーナー、チーズのコーナー、野菜のコーナー、鶏肉のコーナー、お花のコーナーを見学した。野菜のコーナーを回っていると突然野菜売りのオッサンふたりが喧嘩し始めた。ひとりが相手に目がけて投げた売り物の野菜が危うく私に当たりそうになった。「スマン!」とジュスチャーでかえされた。マルシェを出てメディナを散策。夕方のメディナと違って朝から活気づいていた。前日の夕方はもう店じまいの時間で、帰る時間がきたら儲けることより家に帰ること優先といった雰囲気だったが。ひとつのお店でかわいい服を見つけた。子供サイズだからチビの私にピッタリサイズ。デザインもちょっと民族衣装っぽくてかわいい!気に入ったから安くなくても買うつもりだったがここでも値切り合戦に熱が入った。2枚で40ディナールと言われたが最終的にその半値で買えた。店のオッサンは苦笑いしながら「値切りの達人だね、君は」。その言葉に気分を良くした私にすかさず「服を安くしてあげたんだからこのスカーフも買って~」だって。そのスカーフも凄く安かったので結局買ってあげた。 その後は最後の観光、バルドー博物館へ。キリスト教のモザイクや狩り、猟場、動物などたくさんの綺麗に残るモザイクを見学した。自由時間でお茶をしていたら中学生くらいの団体がわんさか集まってきた。みんなアジア人に興味津々。声をかけるとワ~と集まってきて写真を撮らせてくれた。みんな美人☆

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博物館を出てチュニス、カルタゴ国際空港へ。いよいよ帰国。楽しかったチュニジアにお別れ。ちょっとウルウルする。仲良くなった参加者みんなとの別れもさみしい。乗り継ぎのドーハでは待ち時間が4時間ほどあった。退屈するだろうと思っていたが買い物とおしゃべりであっという間に時間は過ぎた。そして関空でみなさんとお別れの時、感極まって泣いてしまった。今回のツアーではとてもいい出会いができた。ツアーもいいもんだな、と思えた。でも泣いてしまったのは私だけのようだった・・・(笑)。





オマケ
☆ほかの出会った猫達☆


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☆お土産☆

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by over-the-ocean | 2009-10-22 14:27 | 2009年 チュニジア | Comments(0)