カテゴリ:2006年 エジプト( 1 )

2006年 エジプト・ツアー参加

b0301568_10342965.jpgエジプト旅行はパックツアーに参加しました。物価が安いということもあって内容がとてもいいリッチなツアーにしました。参加者は私含め9人で、私以外の人はみなさん年配の方でご夫婦や友達同士で参加されていました。みなさんととても仲良くさせていただき思いの外楽しいツアー旅行となりました



1日目
関空のカウンターでツアー参加手続きを済ませ個々でチェックイン。エジプト航空はなかなかエコノミーでも足元がゆったりとしていて居心地が良かった。添乗員さんは私の隣の席で離陸するやいなやずっと爆睡していた。聞くところによるとここ半年間1日も休みなく添乗員として飛び回っていたそう。このエジプト旅行後にやっと長期の休みがとれるということだった。かなりお疲れモードなのが伝ってきて少し心配・・・。カイロに着いたのはもう夜だった。高級ホテルに向かうバスから見るカイロ市内はすでに異国の匂いがプンプンで気持ちがはしゃいだ。この日のホテル「コンラット」は普段の私の貧乏旅行では決して縁のない高級ホテルだった。一応ナイル川の見える部屋は広くてエレガント!大きなベッドで次の日からの観光に期待を抱きながら爆睡。



b0301568_10353059.jpg2日目
この日から現地のガイドさんモハメドさんが合流。さっそくピラミッドを目指してバスは走った。カイロ市内の交通事情はなんとも日本人には理解しがたいほどのハチャメチャぶりだ。一応車線があるのにみんな無視して何重にも列を勝手に作っている。常にパーッパーとクラクションを鳴らす。その車の間を自転車や歩行者がすり抜ける。ずっと見てても飽きないほどおもしろい光景だ。それにしてもイスラミックな生活がとても新鮮に感じた。ふといきなり雑踏の中からピラミッドが顔を出した。おお!圧巻!すごすぎる!なんでこんなに大きいものを大昔の人は造れたんだろうか。ピラミッッド万歳!バスから降りるや否やピラミッドの足元目指して走った。クフ王のピラミッドの中にいざ潜入。狭い。すれ違う大柄な外人はみなぜいぜいと息を切らせ汗だくになっている。日本人でも油断していると突き出た石の角に頭をぶつけてしまうほどだ。大回廊では急に天井が高くなり見上げると恐ろしいほどの暗くて突き抜けた空間が頭上に広がっている。さらに進んでまた狭い通路を抜けるとようやく王の間に到着。ポカ~ンと空いた広い部屋には石の箱がある。以前はそれが棺だと思われていたそうだが今では別の説が有力らしい。クフ王のピラミッドを出るとバスで絶景ポイントへ行った。三つのピラミッドと王妃の小さなピラミッドがいい感じに並んでいる。空も青いし撮影には最高だった。ふとらくだに乗ったポリスメン二人がいた。絵になるのでこっそり撮らせてもらった。その後に「太陽の船博物館」へ。中で見学しているとエジプト人の男の子3人が近付いてきた。その中で親分と思われる男子が英語で「こんにちは。ようこそエジプトへ。」と言って握手をしてくる。鳩が豆鉄砲をくらったような顔の私。「写真を一緒に撮ってもいいですか?」と訊いてくる。わけわからず「No」と言うと「なんで??写真くらいいいじゃない?」と。あ、そうか!母がエジプトに行ったときのエピソードでエジプトの子供はアジア人が凄く珍しくて近寄ってくるって言ってたっけ。それだ!「じゃ、いいですよ。」と言うと喜んでその親分が私と並んで別の子にシャッターを押させる。もう一人の子が一緒に写真に写ろうとすると親分がダメだと怒った。おいおい、仲良くしろよ~~。ツアーの群れに遅れたので足早に立ち去った。博物館を出てスフィンクスを間近で拝んだ。昔からスフィンクスが大好きで飼い猫にもミドルネームとして「スフィンクス」と付けたほどだ。本物が見れる日が来るなんて夢にも思わなかった。夢って叶うものなんだな・・・。さらに楽しみにしていたラクダに乗る時、みんな怖がってギャーギャー騒いでいた。私の乗ったラクダを引いてくれたのは7歳くらいの男の子だった。カメラを渡して写真を撮ってもらったがアングルがよく撮れていた。最後に「ペンをちょうだい」と言うので代わりに日本から持って行ったキャンデーをあげた。そうそう、エジプト人は日本製のぺンをやたら欲しがるとのこと。キャンデーも喜ぶらしいとガイドブックにあったので持っていった。それにしてもこのラクダ乗り。ピラミッドをバックに歩いてくれるものだと思っていたらラクダの休憩所でちょっと歩いてもらっただけ。昼食後、メンフィスの遺跡、サッカラの階段ピラミッド、屈折ピラミッド、赤のピラミッドを巡った。私は赤のピラミッドが一番好きになった。
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b0301568_10374196.jpg3日目
早朝、空路ルクソールへ。この日のスケジュールは内容がいっぱいだった。まずメムノンの巨像を見学した後にたっぷりと王家の谷を観光。ツタンカーメンの墓には今でも彼のミイラがある。ほかの墓の内部も装飾がきれいに残っていた。王家の谷全体を見渡せる高台に上り、そこから見下ろすとこの谷の広さが実感できる。その後に、ハトシェプスト女王葬祭殿に移動。さらには貴族の墓にも行った。昼食後はルクソール博物館とライトアップされたルクソール神殿を訪れた。参加者はみんな疲れ知らずで楽しくやってるのに添乗員さんのやる気ナシの態度にはだんだんイラついてきた。工程のどこかを削ろうりしてみたり質問にもろくに答えてくれない。そのうちみんなはガイドのモハメドさんに全て頼るようになっていく。ホテルでの夕食はシシケバブ。このツアーでは食事もホテルもいいので腹痛などの体調不良の心配がほとんどなかった。安いツアーだとエジプト旅行では下痢になる確率は高いらしい。夕食後にスークへ行った。日本人はカモにされやすいとは本当だった。「コンニチワ」と話しかけ反応があれば日本人とわかる。そしてすごい勢いで売り付けようとする。そんなところが面白い!おばさんの一人が値切る交渉をしてほしいと言うのでついて行った。マグネットを20個ほど買うから安くしてと。駆け引きがたまらなく楽しかった。「いくらにして!」「これ以上はだめ!」「じゃ、ほかの店に行く!」「わかった、その値段にしよう!」。そのおばちゃんがインテリアに水たばこのパイプがほしいと言い出したのでパイプ屋のおじさんと交渉した。かなりいい値段まで下げたのにおばちゃんが「やっぱりいらない!」と言ってその場を去った。店のおじさんに悪いな、と思いつつ私もおばちゃんの後を追うと店のおじさんが「まってくれ!」と私の腕をつかんだ。さらにおじさんの息子も走ってきて私の行く手をとうせんぼする。それを見たおばちゃんが慌てて引き返してもう一方の私の腕を引っ張る。両方の腕を思い切り引っ張られる私。・・・フフ、なんかとってもエキサイティング!その日以降、ほかの人からも値切り交渉を頼まれるようになった。自分のものはほとんど買わなかったけど。
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4日目
この日も終日ルクソール周辺の観光。午前中はデンデラのハトホル神殿へ。古代神殿の中でもほぼ破壊されず、クレオパトラの貴重なレリーフが残っている。ここではトイレにみんな困った。ひとつしかないトイレはびっくりするほど汚い。おばさんのひとりは「汚すぎて出るものも出ない!」とトイレの中から叫んでいた。午後はカルナック神殿へ行った。有名な列柱室は実物を前にしてその大きさと形におののく。



b0301568_1040473.jpg5日目
午前、アスワンへ移動。アスワン・ハイダム、切りかけのオベリスク発掘場所、イシス神殿、ヌビアン博物館を巡った。イシス神殿はナイルに浮かぶ島にあり、かわいらしい神殿だった。それからファルーカに乗ってナイルの上をユラユラ。夕方、高台にあるヌビアンカフェでお茶をした。その時出された揚げパンのようなスウィーツがメチャおいしかった!そしてそのカフェから見下ろす夕日に染まったナイルは黄金に輝く絵画そのものだった。実際、アスワンはこの旅での楽しみのひとつだった。このツアーではアスワンで有名な歴史あるホテル、オールドカタラクトに泊まる。アガサクリスティが「ナイル川殺人事件」を書いたことでも有名なホテルだ。部屋の配色や家具、バルコニーの形は部屋によって違っていたようだった。私の部屋は深緑色に統一されていて落ち着いた趣だった。特にバルコニーは最高!太陽の眩しい光とナイルからのさわやかな風がなんとも贅沢!なにもせず、なにも考えずただこのバルコニーでまどろむ・・・・それがまさに癒しであり、セレブがするホリデーなんだろうなっと思った。私には似合わない、と分かってはいるが・・・・。この夜の夕食もこのホテル内のドレスコードありのフルコース料理だった。生演奏ではエジプトの民族楽器の笛が演奏されていた。あの笛の音色が以前から好きだったので聴き入った。ドレスコードありだったのでみんなそれなりに正装をしてきていたのに添乗員さんは昼間と同じハイキングへ行くような格好そのままだった。なんでじゃ??
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b0301568_104279.jpg6日目
空路アブシンベルへ。アブスンベル神殿もまた人間業とは思えないほどの遺跡。もともとあった場所がダム建設のため湖に沈むからといってあんな巨大なものをごっぞり移動させたこともすごい!それにしても、最も偉大なファラオ、ラムセス2世の「俺様」的な主張には脱帽。ちなみにラムセス2世が一番愛した妻ネフェルタリの名前をこの年飼い出したウチの猫に名づけた。夜は神殿前で光のショウを堪能。寒かった。この日泊まったホテルも楽しみにしていた。全ての部屋がコテージになっていて洞窟風な造りがメチャかわいいセティファーストだ。ホテルが素敵だとテンションも上がるネ!

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7日目
早朝、アブシンベル神殿の日の出を拝む。神殿の周りには数匹の猫がいた。個性的な模様の白黒ちゃんに見入る。アブシンベルで気に入った木を見つけた。そこからその木越しに朝日を見ると神秘的だった。たくさん写真を撮っているうちにカメラひとつを落としてしまったことに気づき慌てた。歩いた道を探してもない。もう集合時間なのに・・・。半ベソで諦めかけた時にやっと見つけた!・・良かった!!午後、カイロに戻った。戻る飛行機の中から小さくピラミッドが見えた。カイロの街の雑踏に囲まれてもなおその偉大な存在感は伝わってきた。エジプトってやっぱり凄い!カイロではモハメドアリモスクとハンハリーリ市場を回った。市場ではここでも値切り交渉に燃えた。みんなの土産をいい値段に下げてあげた。この夜泊まったホテルの部屋からはピラミッドが見えた。
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8日目
特急列車のファーストクラスでアレキサンドリアへ。高級そうな名前の列車だがかなりばっちぃ(汚い)。トイレなんか便座が壊れていた。カタコンベ、ポンペイの柱を見学。国立博物館では子供たちの社会見学と思われる一行がいてここでも子供にとってはアジア人が珍しいのであろう、先生の説明そっちのけでこっちばかり見ていた。先生、溜息。博物館の外で一斉に囲まれ写真を撮った。昼食はカイト・ベイ要塞近くのシーフード料理店。魚料理やエジプトのメジャーな料理コシャリを食べた。おいしかった。しかしこの店で恥ずかしいハプニングがあった。いつも遺跡見学などの時にはトイレ用にちゃんとポケットティッシュを持ち歩いていけどこの店はきれいだからトイレットペーパーがある。だから大丈夫と油断した。たしかにトイレットペーパーは常備されているトイレ。しかし私が入ったら運悪くペーパーがなくなってしまっていた!用を足して気づいた。どうしようかと、考えたが思い切って叫んだ。「誰かトイレットペーパーください!」って一応英語で。少しして女性スタッフがドアの向こうに立ったのがわかったので分かり易くドアの下から手を出し「トイレットペーパー」と訴えた。なのに彼女は力一杯ドアをこじ開けた!きゃ~~~!笑顔でその若い女性スタッフは私を見下ろす。もう一度「トイレットペーパー」と言うと笑顔で「わかった」とうなずきドアをしめた。少ししてドアの下から差し入れてくれたのは紙ナプキンだった。トホホ(死語)。カイロへの帰路はバス。夕日を背に受けカイロに向かうバスの中でみんなウトウトしていた。ふと、おじさんが「夕日、見てみ。きれいやで。」と小声で教えてくれた。わあ、本当だ!真赤にメラメラと地平線に沈んでいく夕日を見て「明日はもう日本に帰るんだな。」と少し切なくなった。その夜はナイル川クルーズでのディナーだった。船の中ではベリーダンスを観た。
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9日目
朝、エジプト考古学博物館を見学。ここではあのラムセス2世のミイラが見れた。あと動物のミイラのコーナーがあって見入った。空港へ向かう途中にスーパーマーケットに寄って手頃な物を買ってエジプトのお金を使い切った。旅が終わるにあたって一番元気になっていたにはやる気ゼロだった添乗員さんだった。この旅ではすっかり仲良くなった滋賀から参加されたご夫婦がいた。ツアー中いつも一緒にいてくれてまるで親子のように接してくださった。いい出会いに感謝!
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by over-the-ocean | 2006-11-15 10:32 | 2006年 エジプト | Comments(0)