2013年 ルクセンブルクとフランス&ドイツ(前編)

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2013年の10月、ルクセンブルクと、フランスはストラスブールとコルマール、ドイツはカールスルーエーとハイデルベルクを訪れました。フランスで訪れた小さな町並みや、ドイツで再会した友達との楽しい時間・・・
ホテルが良かったり悪かったりと、さらに思い出がたくさんできました。





1日目

関空からフィンランド経由でフランクフルトへ。フランクフルト空港で初めてターミナル2に降り立った。地下鉄を使うにはターミナル1に移動しないといけない。無料のリムジンバスをなんとか見つけて移動。そこから地下鉄でフランクフルト中央駅まで行った。中央駅では次の日に向かうルクセンブルク行のチケットを買って、駅前のホテルにチェックインしたのは午後7時を回ったころ。駅前なのに宿泊代が安かったのでボロホテルだろうと思てったのに、こじんまりとした部屋は落着けるし、バスタブつき!フライトで疲れた体を湯船に浸かってとることができた。
それにしても、日本と変わらない残暑!日中は半袖でもいいくらい。厚手の服を持ってきたことに後悔。




2日目
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翌朝のホテルの朝食にもびっくり!ビュッフェスタイルの食事の種類が豊富。おいしい!
このホテル、毎回利用したいなと思った。

朝9時発の特急に乗って一度ザールブリュッケンという町で降り、今度はバスに乗り換えなければならなかった。乗り換え時間はわずか。前もって下調べをしておいたのでバスをすぐ発見できた。無愛想な運転手は時間きっかりにバスを発車!
その3秒後に走ってバスを追いかけてきた女性がいたので急停車!「間に合ってよかった!」と女性と運転手。しかし女性はバスのチケットを買っていなくて、現金もなく、カードで払いたいというと運転手は「ダメダメ」と。「お願いどうしてもこれに乗りたい!後で必ず払うから!」と言っても「降りろ!」という運転手。
困った顔の女性。なんだか気の毒だったから私が立て替えてあげようかと思った矢先に後ろから男性が登場!「僕が立て替えるよ」と!かっこいい! 優しいその男性に感動・・・。そのやりとりの最中にさらに遅れてバスに乗ってきた男性2人組。気の短い運転手は「時間に遅れるなよ!」とプンプンしてた。そんなに怒らなくても・・と思うのだが。

b0301568_14523694.jpg1時間半ほどでルクセンブルクに着いた。駅の中が素敵だと聞いていたのでチェック。思いのほかこじんまりとした駅だけど、ルクセンブルクの画家アルマン・ストレンジャンのよって描かれた天井画が目をひく。
とりあえず駅のすぐ近くに予約しておいたホテルへチェックイン。期待はしてなかったがかなり狭いシングルルームで清潔感にやや欠ける。
一度駅に戻ってバスに乗る。観光地周辺に向かいバスがイマイチわからなかったので1台のバスの運転手に訊いたら無愛想に「これは違うよ」とだけ。「じゃあ、どれ?」と訊いたら1番乗り場だと教えてくれた。


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バスで10分ほどで観光地周辺に到着。小さな町ながらも人は多く、都会的。さっそくルクセンブルク1番の見どころのペトリュス渓谷を見に行く。憲法広場という場所から渓谷を見下ろせる。アドルフ橋から下に広がる緑の谷間がきれい。

秋の日差しが渓谷を照らしてロマンティック。ベンチにはカップルやサラリーマンが一休みしてた。こんな場所だと何時間でもくつろげるだろうな。夏などのベストシーズンには人も多い事だろう。ゆったり見れたのは満足だった。


b0301568_15112188.jpg続いて訪れたのはノートルダム大聖堂。1621年に建てられたイエズス会の教会。1794年以降は大聖堂となったらしい。中はステンドグラスがとっても綺麗で上品。静まりかえった教会の中は呼吸の音さえ響きそう。
入場料は無料★


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今度は渓谷に降りてグルンドと呼ばれる下の町のエリアから城壁を見上げてみる。エレベーターがあってそこから簡単に降りれる。下の町は少ししか見どころはないけど、かわいい建物が並んでいる。
少しそぞろ歩いて、写真を撮った。そのままエレベーターに乗って戻ることもできるけど、歩いて遠回りの坂道を選んだ。
石畳の急な坂から見る渓谷もまたいい。やっと登り切ったところに、ちょうど聖ミッシェル教会があった。小さな教会の中をぐるっと歩いてみた。そのあとは眺めがいいと言われるボックへ。崖の上に築かれた要塞。展望台は絶景が楽しめる。地下には博物館もあったらしいが入らなかった。
ルクセンブルクの主な見どころはこんなかんじですぐ観終わった。ちょっと賑わいだバス停周辺を歩いてるとおいしそうなお惣菜屋さんを発見!パイやキッシュなどがおいしそうに陳列されてたので、夕食にと少し買ってみた。
ショボいホテルに早めに戻ってまったり・・。



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3日目

このホテルの朝食も案の定ショボかったが、朝食係のおじさんがニコニコ笑顔で話しかけてきた。美人のお客さんたちと撮った写真を見せてくれ嬉しそう。
10時過ぎにホテルを出て、この日向かうはフランスのストラスブール。2時間ほどで着いたストラスブールの駅は大きく、人も多かった。次の日とさらにドイツに入る日の列車のチケットを買うために売り場に行くと列が。しかもなかなか進まない。



b0301568_10112896.jpgやっとチケットを買って駅を出た。この日泊まる予定のホテルは観光地周辺、駅から歩いて20分ほど。時間もあるし歩いて行くことに。しかし石畳の道がスーツケースを運ぶにはしんどかった。
少し迷いながら着いたホテル。予約の時点でかなり期待していた。かわいい写真と隠れ家的な佇まいに惹かれ、駅から離れてても選んだホテル。チェックイン時間2時より5分早く着いたら待たされた。
待ってる間ホテルの看板犬プードルとフレンチブルがうろうろしていた。控え目に甘えてきたのでふわふわな毛のプードルを撫でたら毛が大もつれ!トリマーの私的にはひいてしまった(笑)でもかわいい☆
このホテルは家族経営みたいで、2時過ぎてファミリーで登場。やっと部屋に入れて一息。でも期待していた部屋とは程遠いかった。ゆったりした広さはいいのだが、古くてさびれた雰囲気。テレビもないし。がっかりした。




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b0301568_10242970.jpg気を取り直して観光へ出た。ストラスブールの一番の名所は何と言ってもノートルダム大聖堂。歴史あるかわいい街並みの中に突如として現れる大聖堂の姿は圧巻!その重厚感に少しおののく。広場の正面の壁に施された細かな透かし細工はみごと。中も広く、バラ窓やパイプオルガンも見ごたえある。私がさらに期待していたのはこの大聖堂の塔に上ること。一度大聖堂を出て側面の方に登り口がある。さっそく螺旋階段を勢いよく駆け上った・・しかし、なかなか上までたどり着かない!延々と続く螺旋階段。何度か足を止め、息を整えないと無理。日頃ジムで鍛えてるこの足でさえキツく感じる。後ろからついてきていたおばさんの息切れがだんだん遠のく。途中であきらめたのか?でもこの塔登りと下りの階段は別。一度上りだすと戻れない。体力のない人は止めておくべきだ。



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b0301568_14223816.jpgやっとたどり着いた展望スポットはすがすがしい!見晴らしは文句なし★
ストラスブールの趣ある景色を堪能できる。これは頑張って上る価値はあると思った。しばし景色に感動して、再び長い螺旋階段を下りた。降りる時に窓越しに見える大聖堂の壁やガーゴイル、屋根が素敵だった。
大聖堂を後に、今度は川沿いを歩いた。観覧船などもある。天気がいいので歩いてると暑い。



b0301568_1026153.jpg途中大型犬が飼い主と棒遊びをしていた。
棒を川に放り投げるとそのわんこがバシャ~ンと川に入り泳いで棒をとってくる。賢いわんこ。岸に上がると豪快に体をブルブルとし、周りの人に水しぶきがかかった。さらに飼い主は棒を川に投げこむ。わんこバシャ~ンと飛び込む。その繰り返し。見物人もそこそこいた。



b0301568_10304157.jpg川沿いを歩いて向かったのはプティット・フランスと呼ばれるエリア。かつては豊富な水を利用した革なめし職人や漁師などが住んでいたところで、今も中世の街並みが残っている。川沿いにアルザス地方らしい木組みの家が並んでいてかわいい。石の水門もあった。確かに風情があってかわいい一角には間違いないが、次の日に向かったコルマールの足元にも及ばないのであった・・・。



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ずいぶん歩き回って暑くなったのでワゴン売りのアイスを買ってみた。おいしい☆
そのあとは再び大聖堂周辺を少しぶらり。夕暮れにはパン屋さんでパンを買ってホテルに戻った。
今回の旅行ではほとんどレストランで食事をしなかった。やはり一人旅ではレストランに入るのは躊躇する。今まではそれでも旅行のうち数回はひとりでレストランに入っていたが、一人寂しく夕食をとるアジア人は目立つ。そろそろ気の合う旅友を探したいと、この旅行中に思うのであった。







4日目
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b0301568_10473044.jpg朝は朝食をホテルで食べた。別途料金を払えば出してくれる。朝食を食べるダイニングがやけに狭くてなんだか笑える。出されたのはシンプルにクロワッサン&バケット、それにコーヒーとオレンジジュースのみ。
それでもさすがフランス、パンがおいしい!クロワッサンはもっちもちサクサクでバケットも弾力があってパンの甘みがほのかにして・・。例のホテルの看板犬のフレンチブルがうろうろしてたからオーナーに名前を尋ねたら「レオン」。フランスらしい名前(笑)でも犬が嫌いな客だと大迷惑かもしれない。
この日の移動距離は短かったのでチェックアウトの時間ぎりぎりまでホテルの部屋で寛いだ。
ホテルを出たのは11時ごろ。来る時の石畳の辛さはもう嫌だったのでトラムに乗って駅に行くことに。トラムの乗り場がホテルの近くにあった。チケットを買う専用のマシンがあるけどフランス語のみの表示。戸惑いながらも図を見ながら勘で操作していくとそれらしいチケットが買えた。ヨーロッパってバスやトラム、普通列車などはチケットチェックがほとんどないから無賃乗車してもばれない可能性が高いけど、もしばれたら罰金がハンパない額らしい。だからちゃんと地元の人でもチケットを買ってる。
チケットを買ったまではいいが、トラムが動いてない。誰も乗っていないトラムが佇んでる。きっとこれでいいんだろうけど、いつ発車するのやら・・・ふと隣にいた若者に訊いてみた「これ、駅まで行くの?」若者は「行くけど今はまだ乗れないよ」という。「まだ時間かかるの?」と訊くと「もうすぐで大丈夫」とのこと。そのまま待ってると5分くらいでトラムが始動。みんな乗り込んだ。その若者が隣車両へ入っていくから「ありがとう」とお礼を言って別れた。きっと停留所3つ目くらいが終点の駅だろうと思ってた。でも途中から地下トンネルに入っていく。焦る。どこが駅かわからない~。そうこうしてると地下のままどこかに到着。どこかわからないので席に座ったままキョロキョロしてると後ろから「ここが駅だよ」とさっきの若者が!いつもまにか傍に来ていた。きっと私に教えてくれようと移動してきてくれたに違いない。なんて親切な!お礼を言って慌ててトラムを下りた。もしその若者が教えてくれなかったら降り損ねてたし、列車にも乗り遅れてたと思う。感謝感激★

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さてさて、この日訪ねたのはコルマールという町。この旅行で一番期待していた町。かわいくて素朴で小さくて。観光地は駅から15分ほど歩いた場所にこじんまりと集中している。駅からスーツケースを引きながらあるいてホテルへ。この日泊まる予定のホテルもこれまたこの旅で一番の楽しみ★チェックインの時間より早く着いたのでスーツケースだけを預けて観光へ。まずホテルのすぐ横に入るとプチット・ヴニーズという川にかかった小さな橋がある。そこからの景色がかわいくてロマンチック★写真を撮る観光客で賑わっていた。町をそぞろ歩いてると目に入る建物すべてが色鮮やかでアルザス地方らしい木組みの家ばかり。歴史を感じられるその家並みはメルヘンそのもの。古すぎて歪んでいる家さえもかわいい。

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町を回る観光用のミニトレインにも乗ってみた。1時間かけて町中を走る。子供っぽい機関車の形をした観光バス(笑) ちゃんとヘッドフォンで日本語も選べる。6ユーロ。

b0301568_13554758.jpg2時を回ったのでホテルに戻りチェックイン!この時を待ってました!!レセプションの女性が迷路のような階段と廊下を案内してくれる。16世紀の家を改造したというホテルは趣があってレトロ。それでいてとってもおしゃれ。階段を上がって廊下を曲がり・・・階段をすこし下り・・またまがって上がり・・・そんな不思議な造り★
そして私の泊まる部屋の中へ!重いドアを開けた先にはなんともかわいいお部屋が!屋根裏のような梁とキュートなファブリック。窓から見える空!すべてがステキ★部屋は決して広くはないものの十分満足できる!しかも窓から外を覗くと、さっき観てきたプチット・ヴニーズが目の前!夢のよう!あとで買ったポストカードをチェックしたら観光名所としての写真にこの部屋の窓が写ってる!
清潔で大きなバスタブもある。


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期待以上の部屋に酔いしれるばかりであった。これでルクセンブルクとストラスブールのホテルの残念さも帳消しできる気分。少し部屋で休んで夕方にまた町に出た。


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同じところを何度歩いても飽きない、そんなコルマール。もしこの町に住んでいるとこの素敵な街並みにも飽きてしまうのかな?そんなことを考えてしまう。きっと地元の人たちは「この町が一番!」と誇りに思っているに違いない。
屋内マーケットがあったので入ってみる。新鮮な食材やお花などを売っていた。
お惣菜屋さんでここでもキッシュを買ってみた。


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日が暮れて、そのあとは大好きなホテルの部屋でまったり過ごした。



★後編に続く・・・・★



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by over-the-ocean | 2013-10-15 15:36 | 2013年 ルクセンブルクと他2国 | Comments(0)